本来の能力を引き出すインプロ
かくろう塾の第7回目
テーマ インプロ(即興表現)を体験し「無意識の捉われ」や「本来の能力」に気づく
人間は本来「集中力・行動力・発想力・受け入れ力・信じる力・伝える力・チャレンジする力・転じる力」がありますが、社会へ適応していくにつれ、無意識に自由を奪われていきます。そして、社会的枠組みから無意識の捉われができ、行動を制限するようになります。
キースジョンストンは、大人になると、評価への恐れ、未来・変化への恐れ、見られることへ恐れを生み出して、創造力がなくなると言っています。
本日のインプロ体験のアンケートで、でてきた心理的捉われは
「はずかしい」「うまくできない」「予測できない」「アドリブが出てこない」「失敗が嫌だ」
「人の言葉に惑わされる自分を制御すべき」「正しい形であろうとする」「人に見られることが怖い」「考えないといけない」などなどです。
実はこれらは、頭の中だけで起こっている捉われで、自分の可能性に制限をかけているのです。今日集まっていただいた方々は、自ら勉強会をしている行動力がある方々で、マイナス思考の方ではありません。しかし、実は多くの方が、未来や変化、評価への恐れ、見られることへの恐れによって、心理的に心が捉われて、マイナス思考に陥ってしまうのです。
仕事も同じで、頭の中で「できない」「うまくいかない」「無理」というような捉われを持ちながらやっていると、楽しいわけはないですよね。この捉われを取り去るには、捉われていない時と捉われている時の感覚の違いを体験し、いつでもその感覚をつくりだすことができるようにすることです。
日常生活で捉われている時を、目標に対して、プレッシャーを感じている時です。プレッシャーは人の期待に応えようと「恐怖と内面の葛藤」が発生します。それに対して、捉われていない時は、チャレンジしようと前向きな気持ちになっています。チャレンジは、「リラックスと集中力」を引き出します。
皆さんも何かに取り組むときには、あれこれ考えず、方の力を抜いて、行動してみてください。
きっとうまくいきます!! 内藤友子